正味現在価値(NPV)計算ツール
不均等なキャッシュフローを指定した割引率で現在価値に割り引き、期間別の割引現在価値の内訳と、近傍レートでの感応度表を表示します。
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結果
正味現在価値(NPV)は、単純な利益総額では答えられない問いに答えます。将来の一連のキャッシュフローは、今日支払う金額以上の価値が本当にあるのか。後日受け取るお金は、今すぐ受け取る同額よりも価値が低くなります。その間、別の運用益を得られた可能性があるからです。そこでNPVは、将来のあらゆるキャッシュフローを今日の価値に割り引いたうえで、初期投資額と比較します。本ツールでは、初期投資額、割引率、最大10期のキャッシュフローを入力すると、NPV = -初期投資額 + Σ CFₜ / (1+r)ᵗ (t = 1 から N)を計算します。
各期の貢献度は、キャッシュフロー、その割引係数 1/(1+r)ᵗ、結果としての現在価値という形で個別に表示され、すべてが合算されて最終的なNPVとなります。割引係数は時間とともに幾何級数的に減少しますが、それこそが肝心な点です。たとえ低い割引率でも、10期目に入るキャッシュフローは1期目のものよりはるかに大きく割り引かれます。この期間別の内訳を見れば、NPVを不透明な単一の数字として扱うのではなく、実際にどの期が結果を左右しているかが明らかになります。
割引率そのものは、計算全体の中で最も不確実なインプットであることが少なくありません。そこで本ツールは、入力された割引率に対して-2%、-1%、同率、+1%、+2%という5つのレートで同じ計算式を適用し、5行の感応度表を表示します。これはライブデータを一切使わず、同一の計算を5回行うだけです。この狭い範囲内でNPVの符号が反転するなら、その投資の魅力度は、確信の持てない前提に実際に左右されやすいことを意味します。一方、全範囲で一貫してプラスまたはマイナスが続くなら、割引率をめぐる議論が示唆するよりも、結論は頑健であると言えます。
正のNPVは、割り引いた流入額の合計が初期投資額を上回ることを意味し、その割引率では価値増加的です。一方、負のNPVはその逆、つまり価値減損的であることを示します。同じ資金をその割引率で他に投資した方が良い結果になったはずだからです。NPVは、回収期間のような単純な指標よりも一般に好まれます。それは、貨幣の時間価値と、キャッシュフロー全体を通じて起こるすべてを考慮に入れているからであり、単に初期コストをどれだけ早く回収できるかだけを見ているのではないからです。